バンコクの公園や駐在ママの集まりで話していると、必ずと言っていいほど出てくる言葉があります。「メイドさんをお願いしたら、正直もっと早く頼めばよかった」。バンコクでは家事のお手伝いさんを雇うのはごく普通のこと。でも初めてだと、たいてい同じところでつまずきます——*何から始めればいいの?そして、いくらかかるの?*
この記事は、バンコクでメイド(ハウスキーパー)を雇うための、親目線のやさしいガイドです。仕事内容、住み込みと通いの違い、2026年の実際の給料相場、知っておきたいタイの労働ルール、そして「本当に信頼して家に迎えられる人」の探し方までまとめました。
ナニー・メイド・ハウスキーパー——何が違う?

言葉があいまいに使われがちなので、シンプルに整理します。
- ナニーは「子どものお世話」が中心——食事、遊び、送り迎え、生活リズム。
- メイド(ハウスキーパー、タイ語では*メーバーン*)は「家のこと」が中心——掃除、洗濯、アイロン、食器洗い、そして料理や買い物まで。
- バンコクでは両方をお願いする「ナニー+メイド」型も多く、特に小さいお子さんがいる家庭で人気です。
「とにかく家をきれいに、家事を回してほしい。子どものお世話は二の次か、たまにでいい」——そんな方が探しているのはメイドです。どちらが合うか迷ったら、はじめての雇い方ガイドもどうぞ。
メイドの仕事内容(やること・やらないこと)

バンコクのフルタイムのメイドさんは、だいたいこんな仕事をします。
- 掃除——床、浴室、キッチン、ほこり取り、片付け
- 洗濯・アイロン——たたんで収納まで
- キッチン——食器洗い、そして家族の食事作りも
- 買い物・お使い——市場やスーパーでの買い出し
- かんたんな整理——ベッドメイク、クローゼット、家の中を整える
一方で、自動的には含まれないのが、メインの子育て・本格的なペットの世話・特殊な作業など。これらは最初に取り決めておかないと、お互いモヤモヤの元に。一番効くのは、やることリストを紙に書くこと(どの部屋を、どの食事を、アイロンは有りか無しか)。そして同じくらい大事なのが、「含まれないこと」も決めておくこと。後から足すのは"お願い"であって"当然"ではありません。
住み込み?通い?——わが家にはどっち
- 通い——毎日または決めた曜日に来て、仕事が終わったら帰る。プライバシーを大事にしたい、空き部屋がない家に向いています。一番柔軟。
- 住み込み——家の中に部屋を持つ(バンコクのコンドにはメイドルーム付きが多い)。朝が早い・拘束が長い、いつでも手が欲しい家庭向け。部屋と、たいていは食費手当を用意します。
どちらが「上」ということはなく、間取り・時間帯・お互いのプライバシーの希望で決めるもの。住み込みにするなら、プライベート空間と休日を初日にはっきり決めておきましょう。関係を左右するのは、いつもこういう"言わなかった小さなこと"です。
バンコクのメイドの費用相場(2026年)
メイドは「家事」が中心なので、「子育て」中心のナニーより一般に費用は抑えめです。2026年現在のバンコク相場👇
- メイド(家事のみ・通い):12,000〜18,000バーツ/月
- メイド(家事のみ・住み込み):15,000〜22,000バーツ/月
- ナニー+メイド(家事+育児・住み込み):18,000〜30,000バーツ/月
予算で見ておきたい点👇
- 経験・英語力・仕事量で、レンジの中の位置が決まります。
- パタヤはバンコクより約5,000バーツ高め(人材が少ないため)。
- 基本給以外にも、ソンクラーンのボーナス(目安1,000〜3,000バーツ)、住み込みの食費手当(月2,000〜3,000バーツ程度)、任意の年末の感謝ボーナスなどを見込んでおくと安心。契約終了時は「1ヶ月前の予告」または「1ヶ月分の支給」が通例です。
職種・経験別の詳しい相場は、2026年版 給料相場ガイドをどうぞ。
最低限知っておきたい法律の話

「メイドを雇うのは完全に私的な取り決め」と思われがちですが、実はタイでは家事労働者にもきちんとした保護があり、雇う側も守ることが求められます。2026年時点の要点👇
- 最低賃金が適用されます(バンコクで1日あたり約372バーツ)。
- 週に最低1日の休日、そして休憩を挟んだ通常の労働時間。
- 年間13日の有給の祝日、有給の病気休暇(年30日まで)、勤続1年後の年6日の有給休暇。
- 祝日に働いてもらう場合は割増の支払いが必要。
- 逆によくある誤解として、家事労働者は原則タイの社会保険(SSO)の対象外——会社が社員を登録するようにメイドを社会保険に登録することはありません。
*法律は変わり、状況も人それぞれです。これは"入り口の知識"であって法的助言ではありません。ご自身のケースは最新のルールをご確認ください。*
書類について:きちんとした契約書を交わすかどうかは、ご家庭とメイドさんの取り決め次第——家庭ごとにやり方はさまざまです。ただ最低限、大事なことは1枚の紙にまとめて、お互いが1部ずつ持っておくのがおすすめ(仕事内容・勤務時間・お給料と支払日・休日・祝日の扱い)。きちんとした雇用契約書がご希望なら、HelloNannyでご用意できます。
バンコクで信頼できるメイドを探すには

方法は、ナニー探しとほぼ同じで3つ👇
1. 口コミ・紹介——お友達のところを離れるメイドさんは掘り出し物。ただし人数が限られ、タイミングもなかなか合いません。もうひとつ見落としがちなのが、紹介というつながりゆえに、もし合わなかったときに辞めてもらいにくい——というデメリット。人間関係が絡むぶん、気まずくなりやすい点は頭に入れておきましょう。 2. エージェント——手厚いけれど、紹介料(1回6,000バーツ〜のことが多い)がかかり、候補も限られがち。 3. マッチングアプリ——自分でプロフィールを見て、メッセージして、会ってから決められる。
ここで役立つのがHello Nanny Plusです。会って決める前に、プロフィールを見て・チャットして・実際に会える——しかも紹介料ではなく、月1,000バーツで見放題。知らない人をポンと渡して終わり、ではありません。実際の候補者に会って、*わが家に*合う人を自分で選べます。登録2,000名以上・成約300件以上の実績で、多くのご家庭が数週間で見つけています。
うまくいくための小さなコツ
- 初回の顔合わせで、全体像を正直に——家の広さ、ペット、料理、週末の希望まで。
- お試し期間(1〜3ヶ月)を紙で取り決め、お互い気持ちよく見直せるように。
- 言葉の壁に備える——翻訳アプリ+文字や写真での指示が効きます。
- 月1回の軽い振り返りを。小さなことは小さいうちに解決を。
避けたい落とし穴の一覧は、よくある失敗10選にまとめています。
- --
良いメイドさんは、家をきれいにするだけでなく、あなたの夜と週末を返してくれます。合う人を探すお手伝いが必要なら、Hello Nanny Plusでプロフィールを見る、またはチームに相談する。バンコクの駐在家庭が「長く続く家事サポート」を整えるお手伝いをします。



